アプリ「罪と罰」stage9-9「作業服の犯人」の答え・ヒント・攻略情報
“「は、犯人はどっちですか!?」
「こっちの角、ここを曲がりました。早く!」
私は荒井刑事に声をかけながら、先頭を走った。正直なところ、こんな運動は私の趣味ではないのだが。
私は用心して壁に身を隠しながら、曲がり角を覗く。
そこにはドアが4つあった。
私は荒井刑事に目で合図をしながら、次々と扉を開け放った。
1つめの部屋は空っぽだった。人の隠れるようなスペースもない。
2つめの部屋には男女がひとりずついた。二人は抱き合っていたらしく、扉を開けられると慌てて離れた。
「だ……誰ですか、アンタたち!?」
3つめの部屋も空っぽだった。
4つめの部屋を開け放つと、そこでは服を着替えている男がいた。ズボンにつっこんだ右足片方で立っていたので、私たちにビックリして、そのままその場にひっくり返る。
「なっ、なんなんですか!?」
「ここでなにをしていました?」
私が語調きつく聞く。
「なっ、なにって……服を着ていたんですよ。私服から作業服に」
「こっちに逃げてきた容疑者もそのつなぎの作業服を着ていました!」
荒井刑事が勢い込む。
「お、俺は今から作業服に着替えるところですよ!」
「ふうん?」
荒井刑事が、部屋の奥のドアに気が付き、指さした。
「誰か、ここを通りませんでした?」
「そういえば、作業服の男が、この部屋を通り抜けて、あっちの裏口に……」
私は男の言葉を遮った。
「いや、まず、あなたを調べさせてもらいましょう。まずは片脚で立ってみてください」
「?」
男は不思議そうな顔で、左足一本で立って見せた。
「やっぱり。そのつなぎの作業服、着るところじゃなくて、脱ぐところだったんじゃないですか?」”
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左足が軸足の場合は、ズボンを穿くときには無意識のうち左足から穿くものです
これでもまだわからないですか・・・?
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ズボンにつっこんだ右足