アプリ「罪と罰」stage10-1「焼死体の謎」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「違う! 違う、俺じゃない!」
竹下は訴えた。
「だが、あんたが幹本とケンカしていたところは複数の人間が目撃しているんだ」
「だからって、俺が幹本を殺すわけがないだろう!」
嵐で断絶した孤島の別荘。一晩姿を見せなかった幹本和実が、倉庫で焼死体で見つかったのは今朝のことだ。
最初に疑われたのは、前日の昼間に幹本とケンカしていた竹下だった。
「だ、だいたい、幹本が殺されたという証拠なんかないじゃないか」
「証拠なら、幹本の死体そのものが証拠だ」
竹下を責める楢崎が視線を下に落とした。土の上に幹本の死体が横たえてあり、そこに毛布が掛けられている。
「どれ……」
私は毛布を捲り上げて、幹本の死体を確認した。無残なくらい焼け焦げていて、見慣れていない人間にはトラウマになるレベルだ。皮膚はだらだらと剥がれ、肉はグジュグジュと体液と脂とで光っている。
「幹本は、ケンカをしている最中に火をつけられ、焼け死んだんだ。彼のポーズがすべてを現している!」
「ふうん……」
確かに、幹本は両腕を軽く曲げ、握り拳を作っている。腰はやや落とした格好で、足は腕と同じように軽く曲がっている。いわゆるボクシングのファイティングポーズみたいだ。
「ボクシングをやっていた幹本に、俺が腕ずくのケンカを挑むわけないじゃないか。ましてや勝てるわけ、ない!」
「だから、火を使ったんだろう、卑怯者め」
とっつかみ合いを始めそうなふたりの間に、私は割って入った。
「まあ、待ってください。竹下さんが犯人だと決めつけるには早すぎると思いますよ。最悪、幹本さんが事故や自殺で焼け死んだ可能性もあります」”
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人間の身体の筋肉が焼けると…?
これでもまだわからないですか・・・?
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ファイティングポーズみたいだ