アプリ「罪と罰」stage6-10「老人の自白」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「へえ。間違いありません。倉橋は、あっしがやりやした」
老人が言った。
「も、もっと詳しく教えてください、安西さん」
荒井刑事は安西老人の言葉に、勢い込んでメモを取り始めた。
M海岸の岩場で発見された倉橋元久の死体。死因は射殺で、頭部から入った銃弾が脳とノドを破壊したことによる。
倉橋はこのあたりを仕切る暴力団員だったのだが、手がかりが少ない。
そこへ、この老人が名乗り出てきたのだ。
老人の名前は安西知道。元暴力団構成員安西知宏の父親だった。
「そ、それで、凶器は?」
「拳銃でさぁ。トカレフってヤツです」
「トカレフT33。口径はあってますねえ」
「犯人しか知らない情報だな。これは信用出来るかも知れん」
「動機は?」
「そっ……それは、お……吉村親分に恩義があるから……ってことでいかがでヤスか?」
「いかがって……それは僕らが決めることじゃないでしょう」
「ち、ちげぇねぇ。は、は、はは……」
「どのように撃ったんですか? 相手はごつくて若い男ですよね?」
「そ、それは、崖の下に待ち伏せして、撃ちやした。下から、腹めがけて、ズキューンと」
荒井刑事は少し首を捻った。老人の証言が雑になってきたような気がしたからだ。
「さあ、あっしをさっさと逮捕してくだせぇ」
傍で見ていた私はついに口を出した。
「安西さん。あなた、誰かを庇っていますね?
いや、言い訳してもムダです。あなたは倉橋を殺していない。
本当のこと、言いましょう、安西さん。そうでないと、あなたの庇っている人は、また同じ過ちを起こしますよ?」
「……あんた……みんなわかっているのか……」
老人は絶句しながら、涙を流し始めた。”
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死因と老人の供述が明らかに食い違っていますね
これでもまだわからないですか・・・?
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下から、腹めがけて