アプリ「罪と罰」stage8-3「プログラマーの死」の答え・ヒント・攻略情報
“ 血まみれで男が死んでいたのは、ホテルの10階通路の突き当たりの休憩スペースだった。
被害者の名前は久石総一郎。ベンチャー企業のプログラマー。会社の慰安旅行の最中だった。
ホテル10階には他にも同じ会社の同僚・上司が宿泊していた。警察と私は、その中から特に、久石と折り合いが悪かった社員たちを選んで事情聴取した。
1003号 プロジェクトリーダー・塚地
「久石とはこの間ケンカしましたよ。ええ。プロジェクトが忙しいときに、相談も無しに有休を取るから。忌引き以外3日前には届けるという社則を無視してね。おかげでスケジュールがむちゃくちゃですよ」
1008号 営業・赤谷
「ああ、ケンカしましたとも。せっかく取ってきた仕事にケチつけやがって。久石ができると言うから引き受けたんだ。『できると言ったが、期限内にとは言ってない』なんて屁理屈が通るものか」
1012号 第2部部長・長澤
「前から気に入らないヤツだよ。今に始まったことじゃない。人の作業をムダだ効率が悪いとケチをつけて。残業もしないクセに、こっちを給料泥棒と言いやがった。許せないね、死んだ今でも」
1019号 経理・諸岡
「久石さんはねえ、ホント、事業計画書を提出してくれない。タイムカードもメチャクチャだし。しかも私たち経理を軽蔑してました。『プログラムを作って会社のために稼ぐことも出来ないクセに』と」
「ひとつ気になるんですけどね。この指の形はなんでしょう? わざとやったように見えるんですが」
荒井刑事が被害者の左手を指した。久石の左手の指は、小指、人差し指、親指が伸ばされ、中指、薬指が折り曲げられていた。
「ダイイングメッセージ……かな?」
「わかりましたよ。ダイイングメッセージが誰を指しているか」”
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左手の指の折り方は、二進数表示であった場合「10011」となります。 これを10進数になおすと?
これでもまだわからないですか・・・?
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1019号 経理・諸岡
解説
"左手の指の折り方は、二進数表示であった場合「10011」となり、これは10進数での19を示します。二進数はプログラマーにとってなじみ深い数値の表記法ですので、犯人にはわかりにくいよう、とっさに久石が使ったのでしょう。"