アプリ「罪と罰」stage5-10「パズルのピース」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「これは、僕が海外で遭遇した事件だ」
そう前置きして、御堂筋はしゃべり始めた。
御堂筋京介は同業者の私立探偵だ。観察眼が鋭く、頭が切れて、行動力もある。私と違って格闘術にも優れている。
実に優秀で、私も一目置いているのだが、ひとつだけ困った癖がある……私を勝手にライバル視しているのだ。
そして自慢の変形なのか、こうやってときどき知恵比べみたいな話を持ちかけてくるのだ。
「ある資産家の男が、ガンで死んだ。問題は、彼の遺産のゆくえだ。弁護士から公開された男の遺言状によると、彼は遺産のすべてを謎を解いた親族に譲るといっていた。ほら、これがその遺書の写しだ」
御堂筋は私に英語の手紙を渡す。
『私はこの間の旅行で、パズルの5つのピースを、各町の図書館に隠した。このピースをすべて揃えた知恵者が、私の遺産を手にする権利がある。
私がまわった町というのは次の5つである……Paris、Athens、London、Palestine、Moscow』
「当然、遺族たちは血眼になって、各地に旅立った。ところが全然ピースとやらが見つからないんだ。
そのうち一人が気が付いた。資産家のパスポートを調べたら、なにかわかるんじゃないかとな。で、彼の渡航記録を調べたんだが、彼はこの10年間、海外に……いや、州の外にすら、出たことはなかったんだよ」
「10年より前から遺書を用意していたとか?」
「そんなことはない。ガンがわかったのは2年前だ」
「ふうん。そうか……じゃあ、当ててやろう。その資産家、テキサス州在住だろう?」
「ということは、答がわかったな?」
「ああ、簡単さ。ついでに、キミがなぜ、その手紙を私に見せたのかもね」”
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ある資産家がまわったという町、もしかしてアメリカ国内のどこかの地名かもしれませんね
これでもまだわからないですか・・・?
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Paris、Athens、London、Palestine、Moscow