アプリ「罪と罰」stage6-8「トルコ共和国の石」の答え・ヒント・攻略情報
“ どうも、実業家で富豪の大野氏に、私は変なふうに気に入られているらしい。自分に持ち込まれる事業投資案の現場に、私を呼ぶのだ。
仕事とあらば仕方ないが、正直、なんで私が、という気はする。
「だいぶ長いこと、日本を離れていたようじゃの、氷室君」
大野氏の客人は、旧知の仲のようだった。
「ええ、ちょっとトルコ共和国まで試掘に行ってきました。でも現地に入って、これは!と手応えを得たのですよ」
氷室は私と大野氏の前で語り始めた。
「もともとその地方ではたくさんトルコ石が採れたのですが、18世紀頃から危険な部族がこの地を占領していまして、採掘が出来なくなっていたのです。
しかしおかげで、未だにトルコ石の豊富な鉱脈が眠ってるというわけです。
ただまだ、ここには危険なルオル族が占拠しています。ですが、我々はこのルオル族の族長と独自のコネクションを取り付けました。
そこで、まずは族長に贈り物を贈り、採掘の許可を取らねばならないのです。あとトルコ政府の許可もね」
ここで、氷室は残っていたコーヒーを飲み干す。
「つきましてはですね、贈り物を贈るために、2千万円ほどの支度金がまず必要なんですよ。
採掘が始まれば、このような金額はほんの一ヶ月くらいで回収出来ます。あとは鉱脈が尽きるまで、すべてのトルコ石は大野様のものです。
どうか、ここにハンコをいただけますか?」
ハンコを取り出そうとした大野氏を、私は止める。
「やめておきましょう、大野さん」
「なんでじゃ?」
「いやあ。詐欺師としても、こんな不勉強ではとても大物は狙えそうにないですからね」
「わっ、私が詐欺師だと!」
氷室は怒り出した。”
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その地方ではたくさんトルコ石が採れた