アプリ「罪と罰」stage3-1「向かいのビルから」の答え・ヒント・攻略情報
“ 中国の占いである風水では、西に赤いものを置くと金運に恵まれるという。
だからと言って、西側の窓を全部真っ赤に塗ってしまうのはいかにもやり過ぎに思えた。
「うわ。眼がちかちかする……」
遠藤警部が唸ったのもムリは無い。西日の反射に、現場は真っ赤だった。決して血の海だというわけではない。
ここの高層ビルには中国商社の日本支社が入っている。その中のひとつのオフィスが殺人現場だった。被害者は商社の重役。死体は運び出され、床には白いテープで死体の位置だけが記されている。
「金は儲かっても、殺されるのは防ぎようがなかった……と」
私は部屋の中を見回した。
「窓ガラスにひびが入っています。ブラインドのブレードにも弾の穴が開いてますね」
私は観察した。
「それで、通報者は?」
「向かいのビルの会社重役だ。通報者の方には荒井刑事が行ってるんだが……おお、帰ってきた」
荒井刑事はさっそく遠藤警部と私に目撃者の証言を伝える。
「窓から外を見ると、この部屋に被害者と訪問客がいたそうですが。最初のうちは穏やかに商談をしていたようなのですが、そのうち訪問客が立ち上がり、少し揉め始めたとのこと。
やがてふたりがもみ合いを始め、訪問客らしい男が、懐から拳銃を出して、支配人を撃ったんだそうですよ」
「なるほど。その男の人相とかはわかるか? すぐに似顔絵を書いてもらえ」
「目撃者は前のビルの重役ですか。どうして彼は、そんなウソをつくんですかね? 私はそこが興味深い。調べてみた方がいいですよ」
「なぜ、ウソだと?」
遠藤警部は目を丸くして私に聞いた。”
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向かいのビルから本当に現場の状況が確認できたのでしょうか? ブラインドは閉まっていませんでしたか?
これでもまだわからないですか・・・?
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ブラインドのブレードにも弾の穴が開いてますね