アプリ「罪と罰」stage9-10「離婚の協議」の答え・ヒント・攻略情報
“「これは、僕がアメリカNYで解決した事件なんだが」
バーで、酔いが回った御堂筋がまた自慢半分の謎かけを持ちかけてきた。
「あー、はいはい」
私は適当にあしらったが、酔っぱらった御堂筋は気にせず続きを話す。
「その夫婦はとても仲が悪く、別居中だった。4000キロも離れたNYとLAにね。
で、離婚協議のために妻は半年ぶりにNYに戻ってきて、殺されてしまったのさ。夫の供述はこうだ」
『飛行機の搭乗前に、彼女から電話がかかってきた。『あなたの迎えは要らないわ』と。
もちろん俺も行くつもりは無かったさ、会えばどうせ、ケンカすることになるんだから。
でも行けばよかった。彼女が死んだ今は、ケンカさえ出来ないんだ……』
「妻が乗った飛行機は10:00発。夫に電話がかかってきたことは、同僚の証言で間違いない。
その後夫は午後2時頃まで、ひとりで営業をまわっている。会社に帰ったのは午後2時過ぎ。そこから5時頃まで、会社で仕事をしていた。
一方妻は、NYで殺された。LAとNY飛行機ではだいたい6時間かかる距離だ。なので、警察ではジョンにアリバイありと判断してたんだ。
だが僕は、なんで警察がそんな判断をしたのか、まるっきりわからなかった。だって、夫はウソをついているし、アリバイだってないんだからね!」
「そりゃそうでしょう。私としては、なぜ地元の警察が一時期でも夫にアリバイがあるなんて思ったのか、そっちの方が不思議です」
私の答えに、御堂筋はがっかりしたようだ。
「なんだ、わかってしまったか」
「当たり前ですよ。クイズとしても、出来が悪いですよ、これ」”
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LAとNYには同じアメリカ国内でも時差があります
これでもまだわからないですか・・・?
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妻が乗った飛行機は10:00発
解説
"LAとNYには同じアメリカ国内でも時差があり、LAの10時はNYの7時です。妻がNYに着いたのは午後1時頃となり、夫にはアリバイがありません。また、NY時間の10時にはすでに機内にいたので、搭乗前の電話はおかしいことになります。"