アプリ「罪と罰」stage3-7「ジンジャーエール」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「いやじゃ。ワシは絶対、絶対、手術なんか受けないぞ。絶対じゃ」
大野氏は、頑固に言い張った。
「いいですか、大野さん。あなたの病気は相当悪くなっている。手術しないと、最悪の場合……」
「不要じゃ。どうせ、家内か息子にでも頼まれたんだろう? なんとか説得してくれと」
「まあ、そうなんですが、それを別としても、私は友人として治って欲しいんです。本当ですよ」
私は言ったが、すっかり大野氏はむくれ顔だ。
「ふん。信用できんわい」
「じゃあ、ひとつ私と賭をしましょう」
私が勝ったら、あなたは手術を受ける。あなたが勝ったら、この件は二度と話題にしません」
「で? どんな賭じゃ?」
乗ってきたようだ。
「簡単ですよ。大野さん、このコップに水を入れてください。タネもしかけもないことを確認してね。
いいですか。そしてこの水に冷蔵庫の氷を入れて、冷やしてください。そうすると、このコップの水がジンジャーエールになるんですよ」
「なにをバカなことを」
大野氏はあきれ顔だ。
「本当にジンジャーエールになったら、私の勝ちです」
「そんなバカな賭が成立するわけなかろう」
「さあ、どうでしょう? ……さて。そろそろいいでしょう。コップの中身はジンジャーエールになりました。飲んでみてください」
私の言葉に、大野氏は半信半疑でコップに口をつける。
「ば、ばかな! ジ、ジンジャーエールの味がするっ! な、なぜだ? あんた、どんなトリックを使ったんだ? あんたはコップには触っていないし、なにも入れてないじゃないか!」
「だから言ったでしょう、大野さん。賭は私の勝ちです。約束通り、目の手術を受けてください。だいぶ目が悪いようですからね」”
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コップの水の中に何を入れましたか? それが答えです
これでもまだわからないですか・・・?
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冷蔵庫の氷