アプリ「罪と罰」stage10-5「通りすがりの密輸団」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「親分。大変だ。検問です」
部下の一人が慌てた。
「慌てるな。あれは密輸取り締まりの検問じゃねえ。酔っ払い運転かなにかの検問だ。怪しいそぶりを見せなければバレることはねぇ」
さすがに密輸団リーダーは場数をふんでいるようで、落ち着いたものだ。
「いいか、余計なことはしゃべるなよ」
「どうしました?」
リーダーはなに喰わぬ顔で、検問の刑事に声をかけた。
「この近くで美術品が盗まれまして。ちょっと調べさせてもらってます。……いい車ですね?」
遠藤警部はあくびをかみ殺す。。
「そ、そりゃ、大変ですね……」
車から男は乗り出して答えた。
「遠藤警部、念入りにチェックしてもらえませんか? それから、荒井刑事……」
なにやら私服の男が若い刑事に指示を出している。私服の男は刑事ではなさそうだが……。
「トランク、調べさせてもらいますよ。開けてくださ〜い」
遠藤警部は中に半身を入れて、トランク内を調べ始めた。
「親分……」
「バカ野郎、おどおどするんじゃない」
小声でリーダーは言う。
「奴らにわかるものか」
「うん、なにもないですね。大丈夫です」
中を調べた遠藤警部が言った。
「そうでしょう?」
リーダーがエンジンを掛けようとしたとき、私服の男が言った。
「ちょっと待ってください。確かに車内にはなにもありませんが、この人たちは密輸をしようとしているようです。荒井刑事が戻ってくるのを待ちましょう」
「なっ、何を……」
と、その時、荒井刑事が駆けてきた。
「照会したらやっぱり探偵さんがいったとおりでしたよ。警部、そいつら捕まえてください!」”
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密輸する品が小さいものとは限りませんね
これでもまだわからないですか・・・?
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いい車