アプリ「罪と罰」stage1-1「はじめの事件」の答え・ヒント・攻略情報
“ ある依頼で、私は警察の捜査資料を調べることになった。証拠品倉庫の中は実際に来るのは初めてだった。
「これが全部、未解決事件ですか?」
「ああ。日夜犯罪が行われててね。我々としても手一杯なのだが、犯罪者は待ってはくれないしね。ところで君が今回調べたいのは……」
「2001年のJ区での強盗事件です。強盗事件は時効が確か、15年でしたね? 今年時効になってしまうんですよ、その事件は」
「あった。これだ……まだ電子事務処理化される前の事件だ」
遠藤警部は箱をひとつ取り出す。ホコリを被っていて、しばらく触られた様子がない。
「担当刑事がやめてしまってね。警察も人手不足で……な」
私はその場で箱を開け、ざっと中を改めて見た。
物証は少ない。犯行に使われ捨てられたナイフや目出し帽、犯人の買い物レシートなどが袋に入ってあった。
「目出し帽に毛髪や皮膚の痕跡は? DNA鑑定出来るでしょう?」
「資料によると、該当者無しらしい。前科者ではないようだ」
「こっちはレシート。ええと……2001年11月31日2時13分……1522円の買い物をしていますね。猫缶、ガムテープ、ろうそく、弁当……」
「その弁当がくせ者でな。温めようと店員が後ろを向いたすきに、ナイフを押しつけられたそうだ」
「手慣れてますね。前科がないとは思えないが……どうも、これは単なる強盗事件じゃ無い気がしますねえ。狂言か、あるいは……」
「なにか興味がある証拠があったかね?」
「証拠というか、このレシートは偽造です。信用出来ません。こんなものを警察の証拠品に入れておくなんて、担当刑事が怪しいですね。当時の担当刑事をもう一度調べ直したらどうですか?」”
ヒント1を見る▼
11月は30日までしかないですよね? レシートの日付をもう一度見てみましょう
これでもまだわからないですか・・・?
答えと解説を見る▼
11月31日