アプリ「罪と罰」stage3-5「崖に吊るされた死体」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「強い風が吹いていた。ずっとだ。噴き上げる強い風、横殴りの風。
強い風が、絶えず方向を変えながら俺たちを煽っていた。まるで、山が俺たちを拒み、はたき落とそうとしているかのように」
大石総司は、救助された山小屋で言った。
足元には、彼といっしょに登山していた尾瀬弘の遺体が安置されている。
彼の額は割れ、乾いてしまった血の跡がまっすぐ顔を縦断していた。目を閉じた苦悶の表情が痛々しい。
「十分注意しているつもりだった……だが、突然の噴き上げるような突風に身体が宙に浮いた。同時に足を滑らせ……アイツは、崖に滑り落ちたんだ。
俺は慌てて、アイツをつないでいるザイルを握りしめた。間一髪で、崖下に叩き付けられるのは防げた。
だが、引き上げようとした瞬間、落石があって……落石は俺をかすめて、アイツの頭に当たったんだ。
ザイルで宙に吊されていては避けようもない。……一発だったよ。ヒクンと身体を動かして、それっきりだ」
大石の痛ましい描写に、その場にいた者は皆言葉を失った。……私を除いて。
「俺は……俺は弘の婚約者の夏菜になんて報告すればいいんだ……」
私は冷たく、大石を突き放した。
「ありのまま、伝えればいいんじゃないですかね。『俺が尾瀬さんを殺した』と」
「な……!?」
「本当のことをここでも言った方がいいですよ、大石さん。あなたが岩を使って尾瀬さんの頭を割り、そのあと断崖に吊してから、救援を呼んだのでしょう?」
「なっ……なにを言っているんだ?」
いきりたつ大石。私は極めて冷静に言った。
「証拠はこれです」
私は尾瀬さんの遺体を指さした。”
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風が強い状況で吊るされていたのです。 血の跡をもう一度確認してみてください。
これでもまだわからないですか・・・?
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血の跡がまっすぐ顔を縦断していた