アプリ「罪と罰」stage7-1「都合のよい罵り合い」の答え・ヒント・攻略情報
“ 加害者が自分の都合のいいことを言うのは当然だが、被害者もまた、自分に都合のいいことを言う。
従って、加害者と被害者の供述をそのまま組み合わせると、矛盾が起きるのはよくあることだ。
「アイツだ! アイツが先に撃ってきたんだ! あの人殺しが!」
「ワシはなにもしていない! なにを言っているんだ、このサンピンが!」
私と荒井刑事の目の前で、被疑者・今野と被害者・君島が互いに相手を指さして罵り合っている。
「ままま。落ち着いて、落ち着いて……」
荒井刑事がなだめるが。
「俺は殺されかけたんだぞ!? これが落ち着いていられるか!」
君島がわめく。
「そうすると、君島さんは、今野さんが先に撃ってきたと?」
「そうだ。あのタヌキジジイが、俺を見るなり手前の引き出しから銃を取りだして、俺を撃ったんだ」
「ウソをつくな! ワシはなにも触っていない。おまえが初めからケガをしてこの部屋に飛びこんで来たんだろうが」
今野が苦々しげに言う。
「血痕が廊下に垂れてたりしないんですか?」
私の問いに荒井刑事は困ったように首を振る。
「残念ながら……」
「ふん、葉巻でも吸わないと落ちつかんわい」
今野はいきなり引き出しを開けて葉巻を取り出そうとした。
「あっ! だ、ダメですよ、現場検証が終わるまで、動かさないでください」
「ワシの部屋だ、ワシがどうしようと勝手だろう!」
今野は癇癪玉を破裂させながら、すべての引き出しを次々と開け、ようやく葉巻を見つける。
「あ〜〜あ。困っちゃうなあ、もう……」
頭を抱えた荒井刑事の肩をポンと叩いた。
「大丈夫ですよ、荒井刑事。ウソをついているのほうがわかりましたから」”
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葉巻を取り出すとき、何故すべての引き出しが閉まっていたのでしょうか? そんな悠長な状況だったとは思えませんが…
これでもまだわからないですか・・・?
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手前の引き出しから銃を取りだして