アプリ「罪と罰」stage5-4「夫婦ゲンカは犬も食わない」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「別れる! 今度という今度こそは愛想が尽きたわ!」
「待ってくれ、俺の言い分も聞いてくれ」
それは私が姪の保奈美に引っ張られていった、スキー場からの帰りのこと。
私たちは、地元のレストランに入って食事をしていた。その時に、隣の席のカップルがケンカをし始めたのだ。
「……ケンカしているね?」
「ああ。痴話ゲンカだろう。関わるな、昔から言うだろう、夫婦ゲンカは犬も食わないって……」
「なにそれ?」
「待ってくれ、誤解だ。俺は酒を断ってる! この半年、一滴だって飲んじゃいない!」
「ウソばっかり! 軒下にお酒が隠してあるのを、私見たのよ!」
「違う、あれはジンジャーエールなんだ! 本当なんだって」
「ビンが割れていたのをいいことに、そんなウソを言って!」
女性の言葉に、私は微かな引っかかりを感じた。
「あの……。差し出がましいようですが」
私は声をかけた。
「あっ……、う、うるさかったですか? す、済みません」
「あのビンに入っていたのは本当に本当に、ジンジャーエールなんだってば」
「確かにビンに入っていた氷はウィスキーでもジンジャーエールでもおかしくない色をしてたけど。信用できないわ」
「まあ、まあ。奥さん。今度ばかりはご主人を信用してあげてください。ビンの中に入っていたのは本当にジンジャーエールですから」
「えっ? その場にいなかったあなたが、なんでわかるの?」
「わかるんですよ。奥さんも見たはずだ……」
私は、ビンの中身がジンジャーエールだった証拠を指摘した。
途端に奥さんの顔が輝く。
「そうだったの……ごめんなさい、あなた」
「ううん、俺が悪かったんだ。いままで、キミを何度も裏切ってきたから……信用されないのも当然だ」”
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アルコールが凍る温度は何度でしょうか? 理科で習いましたよね?
これでもまだわからないですか・・・?
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ビンに入っていた氷