アプリ「罪と罰」stage7-7「鎮火のカラクリ」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「ふふふ。探偵君。私の芸術的犯罪に鼻を突っ込んでくるのが悪いのだよ。身の程を知るものだ」
“教授””はそう言って、地面に転がった私を見下ろした。
「地下倉庫には、可燃物がたくさん有る。ガソリンもね。火を放ったから、あと30分もすれば、ガソリンに引火して、ドカン!だ。廃屋ごと、跡形もなく吹き飛ぶだろう。そして、その爆心地から君の死体が発見されるのだ。きっと君が犯人だと思われることだろうよ。ふははははは……」
“教授”は勝ち誇ったように笑い、廃屋から出て行った。
私は肉体派ではないから荒事は得意ではない。だが、なんとか縛っていたロープを、隠してたガラスの破片で切り裂き脱出する。
だが、廃屋の入り口には鍵がかかっていた。
「さすがに抜かりはないですね……」
私は廃屋内部を確認する。棚、オーブン、粉捏ね用の台……どうやらここは古いベーカリーのようだ。
地下の倉庫を覗くと、かなり火が燃えさかっている。気密性も高そうなので、降りて行くのは危険そうだ……消火する前に火か熱か窒息で死んでしまうに違いない。
私はなにか使えないものはないか、厨房内を見回した。使い残した小麦粉、ふくらし粉、塩、砂糖が、それぞれ数キロの袋に入っている。また、普通の家庭にあるような調味料が一式。
一か八かだ……。
私は袋のひとつを取り上げ、その中身を全部、地下倉庫に投げ込んだ。そして調味料からお酢を取りだし、それもたたき込む。
後は運を天に任せるだけだ……。
数十分がたったが、一向に爆発する様子はなかった。
その後、私が残した手がかりによって警察が監禁場所を突き止め、助け出してくれたのだが、これはまた別のお話。”
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重曹を主成分とするものが現場にあります。 ※重曹は直接過熱したり酢を加えたりすると二酸化炭素が発生します
これでもまだわからないですか・・・?
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ふくらし粉