アプリ「罪と罰」stage5-6「強盗団のミス」の答え・ヒント・攻略情報
“ 富豪酒庭善治の家に、強盗団が入ったのは夜10時頃のことだ。
周到に用意された犯行だった。屋敷の電源は切られ、ほとんどの警報装置は無効化された。
だが警備会社への非常回線はさすがに切断できなかった。ただちに警備会社は出動し、続いて警察が非常線を張った。
一味が捕まるのも時間の問題だと思われた。
そして実際、数時間後に一味と思われる者が発見された……遺体で。
「こいつがワシの宝石を盗んだこそ泥か」
雨に打たれた使用人・水上昭の死体を見て、酒庭氏は吐き捨てるように言った。
「こいつが泥棒どもの手引きをして、ワシの屋敷に忍び込ませたというわけじゃな? 警報装置を壊して」
「ズボンの右ポケットに、金庫の鍵と分け前らしい宝石を持っていましたから。この男の交友関係を調べれば、きっと犯人たちを見つけられるでしょう」
遠藤警部が推察する。
「くそ。少し前に腕をケガをしたと聞いていたから、同情しておったのに。どんだ食わせ物じゃ」
「しかし、なんで死んだのでしょうね? 仲間割れですかね?」
荒井刑事がもっともな疑問をぶつけた。
「右手を骨折してギプスをしていたのだから、簡単に殺せただろうな。片手相手なら簡単にねじ伏せられるだろう」
「ふん、しょせん悪党の仲間じゃ。同情の余地はない」
酒庭氏の言葉に、私は死者の名誉を守ってやりたくなった。
「さあ、それはどうでしょう? もしかしたら水上さんは強盗団に抵抗して殺されたのかも知れませんよ」
「なに?」
驚く酒庭氏。
「少なくとも、後から鍵をポケットにねじ込まれたと思われますから。たぶん、本当の内通者が、水上さんに罪を着せるためにね」”
ヒント1を見る▼
ズボンの右ポケットに分け前を入れられない理由があるはずです。 死体の状態をもう一度確認してみてください
これでもまだわからないですか・・・?
答えと解説を見る▼
右手を骨折してギプスをしていた