アプリ「罪と罰」stage4-7「雨降りの日に」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「明美が殺されるなんて……信じられない……」
久本沙由紀に明美が他殺体で発見されたことを伝えたとき、明美はそう言って、顔を覆った。
「私とヒロシのこと、この間祝ってくれたばかりなのに……なんで、なんで明美ばかり不幸な目に会うの? かわいそう……うううう……」
取り落とした傘が雨水を滴らせる。
夕立が長引いた夏の夜。アーケードからさらに少し離れた空きビルで、女性の遺体が発見された。被害者は楠本明美、女子大学生である。
「もったいないなあ。若くて、これからというところなのに。変質者の犯行でしょうか?」
「違いますね。着衣にはほとんど乱れがない。ポケットもあらされていないようです……おや?」
遺体のポケットを探っていた大鳥鑑識官が、ティッシュで包まれたなにかをとりだした。
それは指輪だった。
「誰のでしょうか? 身につけてないから本人のではないかも」
「私はそれより、包んであるティッシュの方が気になりますね。ティッシュがいったん濡れたら、こんなふうにはならないでしょう?」
私が指摘すると、大鳥鑑識官も首を捻った。
「と言うことは、明美さんは雨の降り出す前からこの建物にいた……?」
「それは無いですね。雨が降り出したあと、向こうのアーケードの監視カメラに写ってますから」
と荒井刑事。
「だが、傘も持っていない。カメラの映像にも傘はないですよね?」
私は死体のまわりを観察した。
「……? 左肩だけ、少し濡れた跡がありますね?」
大鳥鑑識官が発見する。
「ふうん。沙由紀さんにもうちょっと事情とアリバイを聞いた方がいいですね。犯行はかなり親しい人間によるものと思われますからね」”
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被害者は雨の日に傘を持っていませんでした。 相合傘でもしていたのでしょうか?
これでもまだわからないですか・・・?
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左肩だけ、少し濡れた跡があります