アプリ「罪と罰」stage10-7「土砂降りの雨の中」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「ちゃんと靴の泥をマットで拭ってくださいよ。さっきキレイにしたんですからね」
床を掃除しながら、ビルの管理人は神経質そうに、やって来た警察関係者全員に言った。よほど後で掃除するのがイヤなのだろう。
外は土砂降りの雨。このビルの隣の路地で、平沢彩子の死体が見つかったのだ。雨のため、現場保存にも限界がある。すぐにこのビルのロビーで、関係者の取り調べが行われた。
「遺族には連絡したのか?」
遠藤警部が荒井刑事に聞く。
「先ほど旦那さんの携帯に。間もなく来ると思いますが……」
その時地下駐車場からエレベーターで上がってきた者がいた。
「彩子は……彩子はどこですか!? 私が夫です!」
「落ち着いてください、旦那さん」
荒井刑事がなだめる。
「平沢さん。連絡はどこで受けたのですか?」
いきなりの私の質問に平沢氏は驚いたようだ。
「え? も、もちろん自宅のマンションです。一日ずっとDVDを見てました」
「そのマンションは階下に駐車場があって、まっすぐにこのビルの地下駐車場に車で?」
「ええ。……なぜおわかりに?」
「あなたが傘をお持ちでないのに少しも濡れてないので」
「そ、そうですか……さすがにす、鋭い観察眼ですね……そ、それじゃあ……」
急に落ち着かないような態度を見せた平沢氏は、巡査に連れられ、遺体の面通しに行った。
「すごいですねえ、探偵さん。平沢さん、驚いてましたよ?」
「それより荒井刑事、あの泥を回収しておいてください。科捜研で調べれば、奥さんの死んだ路地の泥と一致するかもしれない」
管理人はまたぼやいていた。
「あ〜あ。また泥だらけの足で歩いて。掃除する身にもなってくれ、まったく……」”
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平沢氏は一日中マンションにいて、雨に濡れずに来たはずですね
これでもまだわからないですか・・・?
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泥だらけの足