アプリ「罪と罰」stage3-2「持ち去られたもの」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「確か探偵さんでしたよね? ちょっとご相談があるのですが……」
車掌が話しかけてきた時、私は寝付けなくて、寝台車の通路にあるイスでぼんやりと外を眺めていた。
車掌さんが案内してくれた個室ひとり用寝台には、女性がひとり、大きな枕で寝ていた。浴衣も布団もそれほど乱れてはおらず、目だった外傷もなく、ちょっと見には眠っているように見える。
だが確実に心臓は止まって身体も冷たくなっていた。
「先ほど発見したのですが。列車の中での変死となると、騒ぎになりますので、内密にお願いいたします」
「私になにを?」
「警察が来るまでの現場保全です。我々鉄道関係者では手が回りきれませんので……。
まだ殺されたのか病死か、あるいはそれ以外の理由なのか、ハッキリしたことはわかりませんが、変死には違いないので、警察に連絡しました。次の駅で警察が乗車してきます。
それまでお願いします。いろいろ捜査経験もあるとお伺いしました」
「現場は荒らしませんが、少し、調べていいですか?」
「はい」
私はその場にあるいくつかの道具を調べる。枕、ふとん、そのほかにはアメニティグッズ、スリッパ……。すべてひとつずつある。もちろん被害者の荷物らしいものもあった。
車掌は心配そうに言った
「病死ならいいのですが、いや、いいって言い方は語弊があるか……。でも殺人よりは問題がなくて済むので、病死で有って欲しいです。事故だったら、最悪だ……」
「う〜ん。難しいですねえ、明らかに無くなっているものがありますから、誰かが持ち去った可能性が高いですね。たぶん、殺人犯がそれを使って窒息死させたんでしょう」
「えっ、それはなにを?」”
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寝るための道具は交換用に2つずつあるはずですが…
これでもまだわからないですか・・・?
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枕、ふとん