アプリ「罪と罰」stage8-5「生き残った乗組員」の答え・ヒント・攻略情報
“ その男が発見されたとき、世間は大騒ぎになった。太平洋沖で失踪したタンカーの唯一の乗組員だからだ。
たちまち彼は時の人になった。
しかし彼の証言から、タンカーに偽装沈没・保険金詐欺の疑いが出てきた時、さらに世間は大騒ぎになった。首謀者は田沼船長とオーナーのメタリック・ホライズン社とされた。
『5日間も海の上を漂流していたんだ。水さえ3日も飲んでいない。本当に助かったのは奇跡なんだ。
これも田沼船長とメタリック・ホライズン社の陰謀を暴けという神様の思し召しだ!』
救助直後、病院に運ばれる前に録られたビデオの中で、男は涙ながらに訴えていた。滝のような汗が彼の焼けた額を流れる。それは生々しい迫力だった。
『俺は訴える! 田沼船長の陰謀を! 全世界に!』
「ひどい目に会いましたね」
「ええ、本当に。記者さん、ぜひ書いてください。あいつらは自分の利益のために船を沈め、大勢の人間の命を奪ったんだ!」
「しかしあなたには、ライバル会社のまわし者ではないかという嫌疑もあるのですが……」
「だ、誰がそんなことをっ!」
男は興奮して叫んだ。
「ウワサですよ、ウワサ……」
『田沼船長は……陰謀に気づいた私をボートに乗せて、太平洋上に置き去りにしたんだ。ひどいヤツだ』
ビデオが再生される。
「お、俺の言葉を疑うのか!? 俺は……」
「証拠はすべて、このビデオの中にあります。ほら、ここですよ」
私はビデオの中の彼を指さしてみせる。
「済みませんね。実は私は新聞記者ではありません。田沼船長の娘さんから依頼されて、あなたのウソを暴きに来た探偵です。
あなた、本当は5日も海を漂流なんかしていないでしょう?」”
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「5日間も海の上を漂流していたんだ。水さえ3日も飲んでいない」 それにしては…
これでもまだわからないですか・・・?
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滝のような汗が彼の焼けた額を流れる