アプリ「罪と罰」stage3-10「飛び降り事件」の答え・ヒント・攻略情報
“ 「なにを疑ってるのかね? これは飛び降り自殺。決まりだよ」
遠藤警部がブルーシートをかけた死体を見下ろし、次にホテルの25階の窓を見上げた。
ホテルの高層階の窓ガラスが割れている。風にカーテンが舞っていた。
「彼の泊まっていたあの部屋の窓ガラスは内側から割られていた。ハンマーもある。これは覚悟の自殺だろう?」
私は警部のプライドを損ねないよう言葉を選ぶ。
「その結論はまだ早いでしょう。なにか見つかるかも知れませんよ」
「仮に殺人だとして、犯人はハンマーがあるのに、わざわざ窓を割って相手を突き落とすかね? わざわざそんなことを?」
警部はめんどくさそうに言う。この人の悪いクセだ。
「ホトケは会社社長。資金繰りで困っていた。だから自分の生命保険をそれに当てようとした。
奥さんも共同経営者も、社長はここのところ、暗い顔をしてふさぎ込んでいたと証言している。自殺の動機としちゃ完璧だろう?」
私が一言言おうとしたとき、荒井刑事が現れた。
「警部。裏口から、新しい靴あとが見つかりました」
「ホテルの従業員のじゃないのか?」
「いえ、全員の靴を調べたのですが、一致するものはありません。もちろん泊まり客の靴も、被害者が死亡時に履いていた靴とも一致しません」
「そうか。それはさすがに、調べる必要があるだろう。やれやれ。他殺か自殺か決定的な証拠がないから、両面から捜査するしかないか。めんどうくさいな」
「警部。自殺の線はありません。他殺に絞って捜査して大丈夫です。他殺だとすると、奥さんや共同経営者も被疑者となりますね」
「おいおい。なんで自殺の線は無いと言いきれるんだ?」”
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ホテルの「部屋」から飛び降りています。 被害者の服装をもう一度確認してみてください
これでもまだわからないですか・・・?
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被害者が死亡時に履いていた靴