アプリ「罪と罰」stage10-2「手負いの熊」の答え・ヒント・攻略情報
“ ダァーンと、山に銃声が鳴り響いた。猟銃の音だ。
「あっちの方です。行ってみましょう!」
三鷹警部が言った。
指名手配犯の山狩りの真っ最中に銃声が起きると言うことはかなり剣呑な事態である。
『熊だ! 熊が出ました!』
携帯から島本さんの悲鳴のような声が聞こえる。
『熊を撃ったのですが……手負いにさせてしまいました』
島本さんの言葉に、三鷹警部が息を呑む。手負いの熊は凶暴になることを知っているからだ。
「島本! どこだ? どこにいる?」
『ここは沢の……あッ』
大きな音がして、携帯が落ちる音が連続し、そして沈黙。
「携帯を崖の下にでも落としたのでしょう。非常事態なのは間違いありません。島本さんを探しに行きましょう」
私たちは銃声がした方向に歩いてみたが、すぐに小川に遮られてしまった。
「こっちです。こちらに血の跡がありますよ」
三鷹刑事の指さす山道には、血が点々と続いていた。
「どちらか片方から来て、もう片方に行ったのでしょう。どちらに行けば熊がいるのか……」
「熊の来た方向には、たぶん熊を傷つけた猟師さんがいるでしょうね」
「でも間違って、熊が逃げた方に行ってしまったら……」
「手負いの凶暴な熊にご対面、ですね」
「どうしましょう、探偵さん……」
私は落ちている熊の血をよく観察してみた。
楕円形に歪んでおり、片方はやや尖った感じ。涙型と言うべきだろうか。尖った方向は北を指している。ということは、その反対側が南だ。血の落ちた間隔は、北に行くほど間が離れている。
「わかりましたよ、熊はこっちに行きました。つまり、あっちに行けば、猟師さんと合流できますよ」”
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南