アプリ「罪と罰」stage5-1「長い停電のあくる日」の答え・ヒント・攻略情報
“ 嵐によって長い停電のあった次の日、経済評論家・新谷孝行氏の死体が自宅の居間で見つかった。死因は胸に突き刺さったナイフによる出血性ショック死。
台風一過、天気は快晴。窓は開け放たれ、カーテンが翻っている。部屋の隅や窓際にはろうそくの燃えさしが残っていた。
「夕べの停電は長かったですからね」
荒井刑事がろうそくを確認して言った。
「ろうそくが受け皿に全部落ちて固まっています。これ、芯突っ込んだらもう一度使えないですかね?」
「使えると思いますよ。まわりにこぼれないでいるのなら」
私は言った。
「バカなこと言ってないで、さっさと現場検証を手伝え、荒井」
「はい」
遠藤警部に怒られ、荒井刑事は遺留物を探し始める。
新谷の家はキレイに片付いており、床はごみひとつ落ちていない。皿の上のろうそくだけが異質だ。故人の几帳面さをうかがわせた。もっとも、掃除をしていたのは新谷自身ではなく、アシスタントたちだったという。
「犯人はこの窓から入って来て、新谷氏を殺害、またここから逃げたんでしょうかね?」
「多分そうだと思います」
アシスタントのひとり、木村氏が答えた。
「いや、夕べはこの窓は開けられていませんでしたね。犯人が窓から逃げたと思わせるための偽装工作です。開けられたとしたら、台風が行ってから……つまり、被害者が死んでずいぶんと経ってからです」
「なっ……なにを根拠に、そんな……!」
動揺する木村氏。
「第一発見者の木村さんは、この窓は開いていたと言っていたのですね? それは怪しい。
木村さん……あなた、犯人を知っていますね? それともあなたが犯人なのかな?」”
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嵐の夜、窓が開け放たれていました。 ろうそくの状態をもう一度確認してみてください
これでもまだわからないですか・・・?
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ろうそくが受け皿に全部落ちて固まっています