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「私」が助手を犯人だと思った理由はなんでしょう?

“友人の春川と呑んでいると、最近放送されたテレビドラマの話になった。
登場人物は気障な青年探偵と、メガネを掛けたお堅い女子高生助手。
二人が怪事件を解決する連続ドラマだ。

昨日、その最終回が放送された。
最終回では探偵の故郷、北国で殺人事件が起こる。
第一発見者の助手は容疑者になり、しかもそれを裏付ける証拠まで出てきてしまい…と、波乱のストーリーだった。
結局犯人はまったく違う人物だったが…。

「最終回なかなかよかったよなー」
「そうか?」
私のイマイチな反応に、春川が不思議そうにする。
「吹雪の中から暖かい部屋に帰ってホッとした直後、死体を発見して悲鳴を上げる!」
「あのシーンの助手ちゃん、可愛かっただろ」
「そういう目線で見ていないよ…あれはミステリだぞ」
「というか、私は本当に助手が犯人っていうオチだと思っていたんだ」
「なんで?」”

↑「私」が助手を犯人だと思った理由はなんでしょう?
ヒント1を見る▼
助手は吹雪の中から暖かい部屋に帰ってきました。
これでもまだわからないですか・・・?
答えと解説を見る▼
メガネ

解説

寒い場所から暖かい場所に入ったらメガネは曇ります。すぐに死体を発見して悲鳴を上げることは不可能なはずなので、「私」はそこに死体があることを助手があらかじめ知っていたのではと思ったのです。
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