アプリ「罪と罰2」stage6-2「詐欺師の嘘」の答え・ヒント・攻略情報
“結婚詐欺の容疑が掛かっている男に、私は遠藤警部と共に話を聞きにいった。
彼はショーンと名乗り、気障っぽく笑って見せた。
「詐欺だなんて、とんでもない」
「ボクはただ、故郷に帰るための費用が必要だったんだ。祖母の容態が思わしくなくてね」
ショーン氏は、フランスはパリの出身なのだそうだ。
たしかに彫りの深い顔立ちや瞳の色、長身ですらりとした体型などはそれらしい雰囲気がある。
「返すつもりはあるさ」
「本当かね」
「うん。ただ、まだ祖母の状態が安定しないから。急にお金が必要になるかもしれないだろう?」
「だから、お金は落ち着いてから返すよ」
「ふむ…」
黙ってしまった遠藤警部に代わって、今度は私が問いかける。
「ご実家はパリにあるそうですね」
「うん、そうだよ?」
「私は一度、ポンヌフ橋というところに行ってみたいんですよ」
「ご存知でしたら、ぜひ案内してほしいのですが」
「ポンヌフ橋…? ちょっと、知らないなあ」
「そうですか、有名だと思っていたんですが」
「ボクがパリにいたころには、そのポンヌフ橋はまだできていなかったんじゃないかな?」
「できていなかった?」
「ポンヌフ橋を直訳すると、新しい橋って意味だろう?」
違うかい? と、ショーン氏がほほ笑みを浮かべてみせる。
私は遠藤警部と顔を見合わせた。
「ショーンさん。署で詳しい話をきかせてもらおうか」
「なぜ?」
「あなたはフランス人ではありませんよね? 少なくとも、パリに実家があると言うのは嘘だ」”
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ポンヌフ橋が架けられたのはいつのことでしょう?
これでもまだわからないですか・・・?
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まだできていなかった