アプリ「罪と罰3」stage4-8「心霊スポットへ」の答え・ヒント・攻略情報
“『それは、あなたの知らない、この世の恐怖……』
こけおどし的なBGMのあと、画面は夜の道路に変わる。どうやらドライブレコーダーの記録映像らしい。画面手前から、ヘッドライトが道を照らしている。
道自体は立派な舗装だが、あたりは山の中のようだ。白いガードレールの向こうには、ヤブや雑木が生い茂っている。
『ここは山口県の県道。時間は午前二時、他には車の影はない。
投稿者はこの県道をドライブしていた。有名な心霊スポットに友だちと肝試しに行くためである。
だが、事件は心霊スポットにつく前の道で起こった』
カーブに車がさしかかったとき、ガードレールの後ろに白い人影が現れ、道へ飛び出してくる。車は慌ててブレーキをかけ、画面が激しく回転する。
そして、一瞬、フロントガラスに恐ろしい表情をした女性が張り付くが、すぐに消えてしまう。
『ご覧になられただろうか?
白い人影が、道に飛び出してくるのを。よく見ると、人影はガードレールをすり抜けて、道に現れている。
それではもう一度、ご覧いただこう……』
「またしょうが無いものを観てますねえ」
私は、テレビを観ている甥っ子の智之の後ろから声をかけた。
「いや、おじさん。今度はホラーを書こうと思って、そのための勉強です」
「こんなものでは勉強になりませんよ」
「この世の中には科学で解明出来ないこともあるんですよ」
「ああ、その意見には賛成です。ですが、この映像は明らかにでっち上げです。そんな捏造映像に、本当の謎が映っているとはとても思えませんね」
「捏造? なんでですか?」
「それは山口県の県道の映像じゃないからですよ。きっと手近で撮影して、山口の方であった事件に当てはめたのでしょう」”
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山口県の県道は、ほかの地域とは違って……?
これでもまだわからないですか・・・?
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白いガードレール
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