アプリ「罪と罰3」stage2-8「20年前の強盗殺人事件」の答え・ヒント・攻略情報
“「また捜し物かね、名探偵君?」
遠藤警部が、私を「名探偵」と呼ぶときは、だいたい皮肉を言いたいときである。今はきっと、めんどうくさいのに、警察の証拠保管庫に付き合わねばならないからだろう。
「ええ。20年前の強盗殺人事件の証拠を、もう一度確認に来たんですよ。その時の証言人が、1ヶ月前に殺されましてね」
「ふむ。殺人事件絡みか」
さすがに遠藤警部もめんどくさいとは言わなかった。
「えーと。これですね。1997年のです」
私は資料箱を取りだして、遠藤警部と共に箱を開けた。中には袋に入った証拠類、色々な書類、そしてフロッピーディスクが入っていた。
「フロッピーディスクとは懐かしい……まだこの頃はこうやってデータを記録しておいたんだ。新米刑事の頃、良く報告書造りで悩まされたものだ」
「幸いにして、報告書は印刷されてますね。良かった」
私は書類に目を通した。遠藤警部も覗き込む。
「そうそう、この人だ。香川有希子。
事件は1997年10月10日に起こったのだな。金曜日か。香川さんが銀行に行った帰りに、強盗団を目撃。人質に連れ去られた宝石店の店長が途中で殺害された……物騒な事件だな」
「香川さんはなにしに銀行へ?」
「貸金庫に証券類を預けに行ったとのことだ。預かり証も、ほら、コピーだが1997年10月10日の日付で、証拠類にある」
「……おかしいですね? 香川さんはウソの証言に証拠の捏造までしている。当時の警察は気が付かなかったのでしょうか?」
私は静かに指摘した。
「これは、ちょっと根深い事件になってしまうかも知れませんよ……」
そしてこれをきっかけに、元警官の汚職事件が浮かび上がるのだが、それはまた別の話。”
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1997年10月10日は何の日だったでしょうか?
これでもまだわからないですか・・・?
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銀行に行った
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