アプリ「罪と罰3」stage2-7「血のついた僕の手」の答え・ヒント・攻略情報
“大丈夫。僕は上手くやっている。
床に転がった兄の死体を見ながら、僕は自分に言い聞かせた。
死んで4時間経つので血が乾きかかっている。殺したとき兄の血がついたので手を洗ったが、まだ気になる。僕はもう一度、洗面所で手をお湯で洗った。
ほっと一息ついて、僕は宵闇に紛れてそっと家を抜け出すことにした。暗くなるのを待っていたのだ。兄の死んだ4時間前にはニセのアリバイが用意してある。
だが、門を出ようとしたとき。
「ひゃあ!」
そこに立っていたのは、回覧板を持った中年のおばさんだった。
「どうしました?」
続いて現れたのは年齢不詳の男。
「あ、た、探偵さん。今、この人が、元町さんの家から……あなた、どなた?」
探偵だと?
「ぼ、僕は弟です。兄さんに連絡がつかないので尋ねてきたのですが……なんか、誰も出て来なくて」
「あら、扉が開いているわ。不用心ね。元町さん。元町さ~~~ん!」
ババアは僕が止める間もなく、家に入っていった。
「きゃあああ~~~! ひ、人が死んでいるうっ!」
「えっ、ええっ?」
僕は初めて知ったような顔をして、家の中に引き返した。
「に、兄さん……!」
くらくらとよろけて見せた。そのあと洗面所に向かい、お湯で顔と手を洗う。蛇口を捻ると湯気がふわっと立ち上る。
「大丈夫ですか?」
「あ、は、はい……。大丈夫、です……」
「ふむ……血が乾いている。お兄さんは殺されてから、ずいぶん経つようですね」
「そ、そうですか。私は今来たばかりなので……」
「しかし犯人はついさっきまでこの家に居たようだ」
「なっ、なん……なんで……」
「そして、キミはさっきこの家から出てきたのではありませんか?」
「えっ……」
僕はうろたえた。”
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「僕」が再び家に入った後の行動をもう一度確認してみましょう。
これでもまだわからないですか・・・?
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湯気がふわっと立ち上る
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