アプリ「罪と罰3」stage1-1「短命の家系」の答え・ヒント・攻略情報
“短命の家系というのは、確かに存在する。たいていは単純に体質の問題だろう。だがオカルト的な理由を信じている人々もいる。友人の茅ヶ崎良武の場合もそうだった。
「父も、祖父も、曾祖父も大叔父もみんな40代で死んだ。
もうすぐ俺も40だ……お願いだ、君を名探偵と見込んで! この呪いを解いてくれ!」
「無茶を言うな」
「呪いが解ければ、俺も結婚する。だが今こんな状態では、彩子と結婚できない」
「君は一人っ子だし、結婚したほうが茅ヶ崎家の名前が残るんじゃないか?」
「すぐに彩子を未亡人になんか出来るか!」
「そう、その意気だよ。結婚して、そのつもりで長生きしろよ」
私は茅ヶ崎の依頼を断ったが、今にして思えば、気休めでも引き受けてやった方が良かったのかも知れない。
茅ヶ崎良武はそれから半年後、ガンで死去した。
……呪いなど信じていないが、後味が悪いのも事実である。
そして、今日は茅ヶ崎の葬式だった。すべては葬式業者にすでに手配してあったのだという。
炎天下の中、葬式は粛々と行われた。参列者は300人以上にも上るだろう。
「ああ……おじさま……なぜひとりで死んでしまわれたの……」
女性がひとり、感情が極まったためか、それとも日差しのせいか、葬式の最中に倒れた。
「大丈夫ですか? ええと、あなたは故人の……」
「姪です。大丈夫です、少し屋内で休んでいれば治ると思います」
「それがいい。涼しいところで、寝ていてください」
葬儀会社の人に付き添われ、女性は屋敷に入っていった。
数時間後、火葬場から帰ってきた私たちは、香典泥棒にあったことを知る。
返す返すも、この件については不覚だった。目の前でみすみす犯罪が行われるのを見逃していたとは……。”
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茅ケ崎良武に兄弟はいましたっけ……?
これでもまだわからないですか・・・?
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君は一人っ子
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