アプリ「罪と罰3」stage3-2「自殺か、他殺か」の答え・ヒント・攻略情報

“「死因は明白です。頭部の銃創。脳が一撃で破壊されました。銃創には焼け焦げのあとがあります。銃口を押しつけて発射した証拠です」
捜査会議で駒井検視官が言った。彼の上げた報告書にはもっと細かく所見が書かれている。
「問題は、凶器の銃がどこに行ったか、だ」

遠藤警部が言うように、現場はビルの屋上で、そこからは銃が発見されなかった。どこにも。
さらに屋上に上がる通路に関しては厳重に鍵がかけられていた。監視カメラにも、被害者以外の誰も出入りした形跡は写っていなかった。

「被害者には多額の保険金がかけられていました。受取人は家族です」
「つまり自殺の可能性も、他殺の可能性もあると言うことだな？」
「だけど、この屋上は密室状態です。犯人が出入りした形跡はありません」
「同じことは自殺のケースでも言えるぞ。自殺なら、凶器が近くに落ちているはずだ」
「死ぬ直前に、力を絞って遠くに投げ捨てた……とか？」
「頭に一撃だもの、それはムリよ」
「念のため、ビルのまわり１００ｍくらいを探しましたが、見つかりませんでした」
「こちらの班は死亡前の被害者の足取りを追っています。
被害者のクレジットカードでの購入記録が出てきました。え～と。パソコン、タブレット端末、ドローン、エアガン、携帯ゲーム機、水上バイク、水中銃……なんだか、変なモノばかり買ってますね？」
「ほとんど趣味のものばかりだな。パソコンだって趣味かも知れん。
どうかね、探偵さん。アドバイスをもらえるかね？」
遠藤警部が私に話を振ったので、私は言った。
「今の段階で自殺か他殺かを断定することはできませんが、自殺を他殺に見せかけることは可能ですよ。あの購入品を使えば、ね」”

明け方の官庁街

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