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「私」はなぜ新聞配達人が怪しいと思ったのでしょう?

“ 「死体の腐敗具合から言って、死後約1週間というところですかね。司法解剖をすればもっと詳しい時間がわかると思うのですが」
 死体を検分した大鳥監察官が言った。
 ひとり暮らしの老人が死体で見つかった。最初はいわゆる孤独死かと思われた……だが、死体から打撲痕が見つかったことにより、殺人の可能性が出てきたのである。
 荒井刑事が部屋を見回す。
「被害者はずいぶんと几帳面な性格だったようですね。新聞紙もチラシと別にしてきちんとまとめられている」
「ふむ……部屋は荒らされていないようだ。怨恨の可能性も高いが、物取りだとしたら、どこに何があるか知っている親しいものだろう」
 遠藤警部は自身の深い経験から推測する。
「老人だからな。タンスの中に現金を隠していたかも知れないし、銀行口座に大金があるというのもよくあることだ」
「扉には壊れたあとはありませんね」
 荒井刑事が新聞受けのシャッターをカチャカチャと動かす。なにも入っていない新聞受けは壊れた様子がない。
「郵便物もひとつもない。本当に寂しい老後だったんだなあ。これは交友関係を調べるにしても、かなり難航しそうですね」
 ぼやく荒井刑事に私はアドバイスをした。
「それなら、まず“友人”よりも、日常生活でよく話をする相手、例えばよく行く店の店員とか、牛乳の配達人とかと親しくなっている可能性が高いですよ。統計的に」
「なるほど。老人にはそういうことがよくあるな。以前は保険の外交員に、自分の預金通帳と実印のありかを教えてた例があった」
 遠藤警部が唸る。私は続けた。
「今回のケースでは、まず新聞の配達人に聞いてみた方が良さそうですね。確実になにか知っているのは間違いないでしょう」”

↑「私」はなぜ新聞配達人が怪しいと思ったのでしょう?
ヒント1を見る▼
毎日届くはずのものが届いていなかったのです。 それはいったい何でしょうか?
これでもまだわからないですか・・・?
答えと解説を見る▼
なにも入っていない新聞受け

解説

"死後一週間経ったのなら、新聞は新聞受けにたまっているはず。ないのは、新聞配達人が、もうこの部屋の住人が新聞を必要としないことを知っていたからと言う可能性があります。
 なお新聞を取らず、店で買っていたという可能性はありません。店売りの新聞にはチラシは挟まっていないのが普通ですが、老人の部屋にはチラシもありました。"
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